2週目 ポートフォリオを作ろう!
自分でストックしておく記事(”ポートフォリオ”といいます。)を書いていきます。始めは質より量なので、とにかくバシバシ書いていきましょう。
2週目からは書くことを習慣化し、抵抗感をなくすため、最低限1日1時間程度執筆する時間を確保できるようにします。隙間時間の30分+30分でも大丈夫です。
私も本業の合間に音声入力で記事を書いたりしています。
ポートフォリオを作る
noteを使って、自身の専門の内容の記事を最低20記事ほど書いてストックしておきます。実績と、あなたの文章の例(ポートフォリオ)になります。
ポートフォリオは、仕事を頂くために営業する際の見本となります。
1週目で覚えたテクニックを使って、記事をとりあえずnoteに1記事書いていきましょう。1記事1500文字以上が理想です。
▶︎【やってみよう】
noteを書いたらLINEでみんなに共有しましょう!”いいね”をしあってモチベーションを高めらますし、他者に文章を見てもらうことが文章上達の大きなポイントです。
【目安】とりあえず、1週間で最低1記事(1500文字以上)は書いてみましょう。それをコツコツ続けましょう。(余裕があれば2記事以上/週、書きましょう。)
※ブログなどでも「どんな記事を書こうかな?」と悩んで書く以前に頓挫してしまうことがよくあります。この時間が一番もったいないです。
そんなときは自身の専門テーマの「雑誌を作る」イメージをすると良いです。
例:専門分野「リハビリ」だったら、雑誌案「脳卒中」とすれば、「脳卒中の病態」、「運動方法」、「脳卒中の予防法」など、記事案がたくさんできてきます。カテゴリーごとに記事を考えていく感じです。
▶︎雑記でも良いの?分野を絞って特化した方が良い?
基本は特化した方が検索にも読者にも優しいです。しかし、例えば「リハビリ」というテーマで特化しても、
- 生活習慣について
- 疾患について
- 筋肉や骨、生理学的なことについて
- 患者との関わり方
- 心理学的なアプローチの方法
などなど、抽象的に自身の書きやすい分野を捉えると、たくさんの小テーマが出てきます。とりあえずはその方向性で書いていき、自身が何度も書きたくなるテーマが自身の専門分野と考えるとよいでしょう。
2割くらいは雑記として普段の自分のことを書いても良いと思います。ただ、「今日はご飯を食べました」とかの限りなくプライベートの話は芸能人でもないかかぎり、基本は読者のニーズがない記事なので、書かない方が無難です。
▶︎ブログに貼り付ける画像や写真について
ネットに落ちてる画像を使うのは著作権上、基本NGになります。
「著作権フリー画像サイト」と検索すればたくさん出てくるので、そのサイトを使います。
私が愛用しているサイトはこれです。(画像が綺麗ですし、種類が多いのでおすすめです。)
読まれるためのライテイングテクニック
コピーライティングの世界では「80/20ルール」があるといわれています。
これは、「2割の人しかそもそも文章を読もうとしない」という意味です。特にWEB媒体の記事の場合、ほとんど読まれないと思って文書を書くことが大切です。実際、斜め読みをする人がほとんどだと言われています。自分を振り返ってみてもそうですよね。
ライターとして初心者ほど「自分の文章が読まれる前提」で書いていますが、ベテランになればなるほど、「自分の文章は読まれない」ということを前提にして、いかに読んでもらうか?に細心の注意を払っています。
その対処法について、以下の「3つの壁」を知っておくと今後良いかと思います。
「3つの壁」を越える
1の壁「読まない」
そもそも、人は楽をしたがる生き物なので、文章を見るだけで「読むのがめんどくさい」と無意識に思う人がほとんどです。よっぽど「自分のことが書いてある!」と”自分ごと”だと思うか、「悩んでいることに対しての答えが書いてある!」と思うと読んでもらえます。
つまり、文章の始めのリード文で、
- 自分ごとだ
- 自分が悩んでいることの答えが載っている
と思ってもらえれば読んでもらえる可能性が高くなります。
具体的には、
”〜で悩んでいる人向け”と書いたり、たいとリード文にキャッチコピーを使って読みたくなるように文章を書く必要があります。
【キャッチコピーの例】
- 日付や時間を入れる「夏本番、ダイエット企画!」
- 役に立つ情報が書いていることを伝える「こうして私は、一晩でTOEICの点数が100点上がりました」
- エピソードを伝える「売れる営業の秘密をお教えします」
- コピーに「理由、なぜ」を入れる「この健康食品で快適な便通を得られる理由」
- 価格をメインにする「本物の高級牛革を使った財布を2980円でご提供」
- 読み手を試す「あなたは、この論理力テストに合格できますか?」
- 「○○する方法」とする「ご家庭にピッタリの家具の選び方」
2の壁「信じない」
もし、キャッチコピーを使って文章を読み始めてもらえても、そもそもネットでは誰が書いたかも分からない文章の内容を信じてもらえません。
「権威性を意識する」ことで信じてもらいやすくなります。
- 資格や実績を示す
- 有名人の言葉を借りる
- 権威性の高い団体の資料を参考にする(厚労省、国、政府、NPO、研究機関、教育機関、大手企業など)
例
- ×私は副業が当たり前になると昔から思っていました。
- ○”ホリエモン”こと堀江さんは、20年頃前から「副業が当たり前の時代になる」と多くのメディアで何度も言っていました。(←本当は自分の意見だが、有名な人も同じことを言っていると書くことで権威性を高め、信じてもらいやすくなるテクニックです。)」
3の壁「行動しない」
1の壁、2の壁を超えても、文章を読んで読者が”行動する”ことはほとんどありません。
- 何かを買って欲しい
- クリックして欲しい
など読者にアクションを求める文章の場合、「行動しない」壁を超えてもらう必要があります。
その際は、緊急性、利便性を提示することで動いてもらいやすくなります。
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※ジャパネットたかたのテレビCMなんかは売れるように計算され尽くしています。このような文言を絶対に最後に言います笑。他にも広告などを「書く側の視点」でみるとたくさん気づくことがあって楽しいです。
このようなことを知っていると、自分が何かを売り込むかどうかは別として、無駄に買い物をしてしまうことを防ぐことができるので、参考にして下さいね。