主体的に生きるために「在り方から考えること」が大切

情報が溢れることで、普通に生きていると情報に操られる人生になってしまいます。今回は、「主体的に生きることの意味」について書いています。

質問

ネットを見ていると、あれもこれも気になってどの情報も大切な気がするよ。

ニシノ

情報に操られてしまっていますね。ネットの情報はあくまで人生を構成する部品でしかありません。それらをどう組み合わせて自分の人生を組み立てるのか?が最も重要なことです。

質問

つまり、周りに流されている状態だね…。どうすれば良いんだよ?

ニシノ

主体的に生きる必要がありますね。つまりは”自分がどうなりたいのか?”を明確にして、その状態から逆算して必要な情報を得ていくと良いと思います。

質問

そうかぁ…僕は特に夢がなくて、将来なりたい理想像とかはないなぁ。とにかく自分が得する情報はないかな?と探している状態ではダメなんだね。

情報の取捨選択はどうする?

  • 収入をどのように増やすか
  • 人間関係をどうやって豊かに過ごすか
  • 健康をどうやって維持するか

という情報はネット上にたくさん溢れていますよね。

しかし実際に大切なのは、これらの情報をどう組み合わせ、どういった人生を自分が歩みたいのかということです。

ネットに転がるたくさんの情報はあくまで部品でしかなく、それをどう組み立ててどんな人間になるのか?が最も重要です。

在り方から逆算する

今まで私たちはいろんな人と出会い、いろんな経験をしてきたはずです。

  • どんな人が心から素敵だと思いましたか?
  • 他人にしてもらったどんな行為にあなたは感動しましたか?
  • どうやって人から助けられましたか?
  • どんなことをしているときにあなたは夢中になりますか?

こういったことを自分の中で振り返り、自分が成りたい”在り方”をまず強くイメージします。

そうすると、それに見合っただけの収入が必要であり、それを補助してもらえるような人間関係が必要だということに気づくことができます。

つまり、本来は収入を増やすためや人間関係を上手く行うための小手先の方法ばかりに注目するのではなく、最終的な自分のゴール、どんな在り方で人生の最後を迎えたいのか?を考え、逆算してそれらの情報に触れ、自分に必要なことのみ自分の中に取り入れていくことが極めて重要だと思います。

例えば、収入を増やしたいからといって起業することや、副業することだけが正解ではありません。

結婚している人であれば、それよりも家庭に時間を使い、夫の代わりに妻がその分働く(もちろん妻がそれを望めば、ですが)方が幸福度が高いという人も世の中にいてしかるべきだと思います。

以前の記事にも書きましたが、在り方はどんな時も自分で選ぶことができます。

自分はどんな人間で在りたいのか?

いつでも、どんな時でもそれだけが大きな問題です。

それ以外の情報はあなたにとってスパイス程度のものでしかなく、人生を決めるような決定的なものではありません。むしろ、ノイズとなってしまう、余計な情報にもなりうるものなのです。

まとめ

情報が溢れている昨今、何か選択に迷ったときは、

  • どっちが得するか

という視点だけではなく、

  • 自分はどんな在り方を選択するのか?

という選択方法も検討してみると、これからの人生が豊かになっていくことは間違いありません。

得するか?ではなく、在り方から選択すると短期的に見て損をすることも多いと思います。

 

しかし、それは自分らしく生きるために必要な犠牲ではないでしょうか。

 

  • 収入を増やした先に何をしたいのか?
  • 今悩んでいる人間関係のモヤモヤが解消した先に何をしたいのか?

ということを先に考えて、それらの問題にまず取り組みます。

そうすると、表面的な情報に惑わされず、主体的に自分の人生をデザインしていくことができます。

主体的に生きることができると、生活の中に生きがいや小さな喜びを見出すことができるようになります。

ぜひ試してみてください。

 

もし、自分の理想とする在り方がわからないという方はお気軽にお問い合わせいただけると幸いです。

微力ながら精一杯一緒に考えさせて頂きます。