
クライントで、「自分は性格がダメなんでどうしようもないんです…」という方が多いです。そこで、科学的に分かっている「決定的に性格を変える超簡単な方法」をご紹介します。
運動が性格を良くする
運動不足はかねて不健康と関係づけられていましたが,性格にも大きく影響することが明らかになってきています。
仏モンペリエ大学の心理学者のステファンは,
- 誠実性
- 開放性
- 協調性
- 外向性
の低下と運動と性格の変化について、合計約9000人の被験者に20年近く追跡調査を行った結果、活動性の低下が大きいと答えた人ほど,誠実性と開放性,協調性,外向性の低下が平均して大きかったそうです。
これらの特性はいわゆる「ビッグファイブ(性格特性の主要5因子)」のうち4つです。
参考)Big5とは?➡️https://syuurourihabili.com/big-five
※外交性:心的エネルギーが外を向いているか
開放性:空想、アイディア、感情など
協調性:信頼、優しさ、慎み深さなど
誠実性:誠実で良心的な傾向
性格特性と運動との関連性は比較的強く、例えば病気の有無よりも運動量のほうが性格の変化をよりよく予測した、とされています。
これは驚きですね!
この研究で、もともとの性格や年齢、頭の良さや性別、健康レベルとは一切関係がなく、普段の運動量によって将来の性格が変わるということが示唆されています。
どんな運動が性格を変えるのか?
では、どんな運動をすれば良いのか?というと、なんと!!なんでも良いそうです笑。
1つだけ条件があって、それは毎日続けることなんだそうです。
「運動をしよう!」と思うとついつい意気込んでジョギングをしよう!などと考えてしまいがちですが、大きな一歩はだいたいの場合、継続性に欠けるもの‥
- 通勤通学でできるだけ階段を使う
- 自転車で通勤通学する
- お風呂に入る前に服を脱ぐ間、3分程度スクワットをする(これ、僕がやっている方法ですw)
など、普段やっていることの中にちょっとだけ運動を取り入れるのがおすすめです。
私はリハビリの仕事で患者の運動習慣を作る、ということを10年ほどやってきましたが、試行錯誤した結果、結局、スクワットみたいな簡単な運動が一番継続できます。
自分の性格を良い方向に変えたいと考えている方は、ぜひ「運動」を試してみて下さいね!