「本当かどうか分からないこと」で悩んでいる方へ

世の中は本当かどうかわからない事で溢れています。そして、それを不安に思ってしまうことがよくあります。今回はそんな時の対処法についてご紹介します。

  • 東京オリンピックが中止になる
  • オリンピック後の2021年に日本が大不況になる
  • 大地震が近くに起きる

などなど。

これらを考え過ぎて不安になるに人もいると思います。過去には私も「本当に起こるか分からないこと」で不安になることがありました。

特にYouTube界隈は酷くて、都市伝説系の類が再生回数を集めるためにか、これでもかとあることないことを言い、不安を煽る内容の投稿がされています。

そんな話はにわかに信じられない!と思いながら、それでも気になってしまう、、そんな方には良い話があります。

”考えない”という技術

仏陀が弟子に「霊(死後の世界)は存在するのでしょうか?」と聞かれた時、何も答えずあえて無視したそうです。この行いは「無記」と呼ばれるそうです。

『どこまでいっても確かめることができないことは考えても役に立たないばかりか意味が無いし、永遠に知ることができない。よって初めから考えないことだ。』

という意味だそうです。

仏教が「生きるための知恵・哲学」と呼ばれるのが良く判るエピソードです。

これは非常に大切な「生きるための態度」で、ポジティブ心理学でも、前向きな気持ちは創造性(=課題解決力)を3倍にすると言われています。

※参考

「前向きな気持ち」というと非常に漠然としていますが、言葉を変えると、「今に集中して目の前の課題を前向きに処理していこうとする気持ち」のことです。

将来のことや過去のこと、自分では今すぐにどうにも出来ないことにこだわりだすとキリがありません。

ずっと考えていると頭のキャパが「未来」や「過去」に奪われてしまい、「今」に割くことが出来なくなります。

そうなると、今している事がどこか臨場感が薄く、喜びも悲しみも感じにくくなってしまいます。つまり、現在の行為に対する充実感が著しく低下します。

これが「悩み」の大きな弊害です。

”なんとかなる”と思れば”なんとかなる”

オリンピックが中止になるのかどうかは今現在明らかにならない事です。

起こるか分からないことは「あえて」考えないように生きてみること。

今、明らかにしようがないことは一旦頭の外に置いといて「それはそれ」として、今目の前にある事に集中することで、悩みによる弊害をかなり減らすことができます。

そして、目の前の課題をこなしていると、あれだけ不安に思っていた悩み事も「なんとかなるのでは?」という気持ちになったりするものです。

不思議に思えるかもしれませんが、実際私はそうなる人を沢山見てきました。

”あえて考えないこと”は自己成長に繋がる

これは一見、「自分の短所と向き合え」「自分に厳しく」など、世間で言われていることと逆のことのように思えます。(苦しみから逃げる、現実逃避の姿勢にもとれるからです)

しかし、この「置いておく」考え方の大切な要点は、それを完全に忘れてしまうのではない、というところです。

一旦、短所やそれらにまつわる悩みを思考の外に置くことが出来れば、悩みによって止まってしまっていた歩みが進み出し、また成長に向かって歩き出すことができます。

自己成長のための技術、方法論であるということです。

「自分に厳しく」「短所と向き合え」という考え方はあくまで手段であり、両方とも目的は「自己成長」なので、自己成長が促せるのであれば、この方法しか選択してはいけないということはありません。(何でも手段だけが先行しがちです。目的を理解していないのに、手段だけを守らせようとするのは滑稽なことです。)

まとめ

悩みは簡単に解決できないことだからこそ悩むのです。

悩みを根本的に解決するだけが大切なのではなく、「一旦思考の外に置く」ことも、一つ前に進むために効果的な方法なのです。