空回りして燃え尽きる人へ「やる意味がないことは上手くやる意味もない」

「あれも頑張らないと、これも頑張らないと…」そう思って取り組み、空回りして燃え尽きることってありませんか?

質問

最近副業しようと思って、プログラミングの勉強始めたんだ。頑張るぞ!

ニシノ

頑張ってください!

質問

でも本業の仕事もあるし、家族との時間も必要だし、とにかく忙しいよ…

ニシノ

”やる意味”を精査して、取り組むことを断捨離することも、幸せに生きるために必要だと思います。

とにかく、今の時代は個人で何でもできてしまいます。

プログラミングだって無料で勉強できるアプリがたくさんありますし、本も安く買えます。勉強するためのコミュニティもたくさんありますし、副業のタネはネット上にたくさん転がっています。

しかし、それらを本当にやる意味があるのでしょうか?

やる意味がないことを上手くやろうとすると、いつか燃え尽きる

とにかく何でも上手くやらなければならない」と思い込んでいる人がいます。

私も過去にはそうでした。SNSを新しく始めても、フォロワーを集める方法を調べたり、やるからには成果を出さないと!という強い思い込みがありました。

一見頑張り屋さんで良いことだと思われがちですが、実はそうでもなく、そもそもやる意味がないことを上手くやろうとすることがあり、その場合に空回りして燃え尽きてしまうことがあります。

会社で、

上司

そろそろ管理職をやらないか?

※⬆️なぜか怒っている上司のイラストになっていますが、スルーしてください‥。

男の子

やります!

と答えたものの、

男の子

めっちゃしんどい…

という場合、自分で深く考えた結果、「出世=自己実現」だと思い、意味を感じてやるなら健全なことで良いのですが、「なんとなく出世したら良い未来が待ってるんじゃないか?」と思って管理職をやる場合、辛くなるかもしれません。

人は”意味を感じないこと”に夢中になることはできません。

そして、真面目な人ほど、他人から言われたことを意味を見出せないまま頑張り続け、身体や精神を壊してしまいます。

この場合だと、困っている部下や後輩をいつも助けていたような人が出世して管理職になると、より強い権限を持って部下を助けることができます。そこに強い意味を見出すことができるかもしれませんね。

空回りして燃え尽きないために

空回りして燃え尽きてしまわないために、以下の3点を最低限確認する必要があります。

①(自分が)やる意味を感じるか?

当然ですが、意味を感じる行為は人によって違います。

休みの日にボーッと何時間も釣りをすることに最高の意味を感じる人もいるし、逆にボーッとしてては時間がもったいないと思い、ジムで体を鍛えるためにガンガン汗を流すことに意味を感じる人もいます。

お金を稼ぐのだって、食べるのに困らなければそれ以上働きたくない、という人もいますし、ひたすら収入を上げることに意味を感じる人もいます。

自分が意味を感じるかどうか?を基準にやるべきことを決めるとよいでしょう。

 

他者にやる意味を聞いても、その人なりのやる意味の答えしか得られないので、自分はそうではない場合が多いです。自分で考える、あるいは感じることが重要です。

②行為が自己完結的か?

自己完結的かどうか?とは、「やっていて自分の中に満足感や充実感があるかどうか?」という意味です。活動そのものが目的であることが理想です。

自分でやってて自分で充実感を感じていれば、他者の評価に流されないのでブレにくくなります。コツコツとやり続けているうちに認めてくれる人も出てくるでしょう。

③”私”がやる意味はあるの?と疑問を持つ

この質問をしてから物事に取り組むことで、”自分らしさ”を突き詰めることができます。

誰でにもできることをあえて自分がやる意味がないので、意味を感じにくく、燃え尽きてしまう可能性が高いです。

「自分にしかできないのでは?」と思うことに人は強い意味を見出します。

フロー状態になれるものを探そう!

没頭状態のことを”フロー”と言います。

没頭できるものが見つかれば、”それだけでその人は幸せである”といえるくらい、今の時代は「意味があるもの」が不足しています。

これは、役に立つものばかりを優先して社会が発展してきたため、役に立つものが世間に溢れ、意味があるものが希少化しているためです。

詳しくは山口周さんの「NEW TYPE」という本に書かれています。

フロー状態になれるものを見つけられれば、没頭しているので、他者評価を気にせずコツコツと続けられますし、しぜんと意味があることに取り組んでいることになり、空回りして燃え尽きることもないでしょう。

まとめ

なにかをやってみようと思ったとき、それは本当に私がやる意味があるの?と一度疑問に思い、それでもやる意味があると自分で感じるならやってみることをおすすめします。

そのとき、他者評価はいったん脇に置いておき、自分が意味あると思うことを突き詰めてやっていくと、空回りして燃え尽きてしまうことを予防できます。

燃え尽きやすい人が頭の片隅おいておくべき言葉
「やる意味がないことは、上手くやる意味もないのだ」

この言葉を頭の片隅に置いておくだけで、少し気が楽になるのではないでしょうか。

なにもかも上手くやろうとする必要は全くありません。自分が意味を感じることに集中しましょう。

それが本当の意味で自分の人生を生きるということです。

 

 

これ、ないしょですよ…