自己決定と幸福感
質問

ネット見てても、親も先生も人によって言うことが違うから、何を信じたら良いのかわからないよ…。

ニシノ

それは人の言うことを聞きすぎです!

質問

何言ってんの?人の言うことを聞くのは良いことでしょ?ほんといつも不道徳なんだから

ニシノ

”自己決定”は人生の満足度(幸福度)を大きく向上させます。主体的に生きるためには、むしろ人の言うことを聞かないくらいの方が良いんですよ。

人の言うことを素直に聞いていると幸せにはなりにくいと思います。

何故でしょうか。

素直な良い子

私は、学生時代に親の言うことを素直に聞くタイプで、どちらかというと世間的には「良い子」でした。

私の親は”昭和世代”なので、ちゃんと勉強していい大学に入り、大企業に就職し、結婚して子供を産み、老後は年金でゆったりと暮らすという価値観を強く持っていました。

そのような価値観の中で育ち、親に言われた高校を受験し、大学も親が喜ぶだろうと思って、ほとんど自分は興味のない、ある大学の法学部を受験し、合格しました。

今考えてみると、別に後悔はしていないのですが、もし万が一、「親に言われて受けた大学を不合格になっていたら」と考えると、私の過去の人生の大きな過ちがみえてきます。

おそらく大学に受からずスベっていたら、親を憎んでいたかもしれないと思うのです。

 

誰かに何かを指示されて、自身が一生懸命そのために努力し、失敗したとき、その責任を指示された誰かに押しつけてしまうのが人というものです。

つまり、他人に操作されて自身の人生の舵を切り、物事を選択・決定している人間は、かなりの確率で他責思考(他人に責任があると考える考え方)の人間になってしまうと思います。

人の言うことを素直に聞いていると、他責思考になりやすく、主体的に自身の人生を切り開いていくことが難しくなってしまいます。

たしかに、親は私よりも人生経験があり、言うことにはそれなりの説得力もあります。

しかし、本当に自身の人生を主体的に生きるためには、親の意見はあくまで参考程度に留め、自分が本当はどうしたいかで自身の人生を決めていかなければなりません。

自己決定と幸福感

ポジティブ心理学の分野でも、自己決定と幸福感についての研究があります。

「幸福感と自己決定—日本における実証研究」では、

  • 所得
  • 健康
  • 選択の自由(自己決定)
  • 人との良い関係性
  • 学歴

がどのくらい幸せに影響しているかを調べました。

一番大きかったのは「体の健康」で、2番目に大きいのは「良い人間関係性(職場の上司と同僚とパートナーとの関係を含む)」、そして3番目に大きかったのが「自己決定」だったそうです。

驚いたことに、自己決定の影響の強さは、所得や学歴よりも高いのです。自己決定こそが自身の人生における種々の活動の意義・意味を深めるために重要なのです。

自分で決めた事は必ず自分の価値観の中で強く意味を感じていることです。

しかし、他人から言われて決めた事は、その意味を明確に把握することができません。(ほとんど、多くの場合です。)腑に落ちる、まではいかないんですよね。

まとめ

自己決定しているかどうか?が自身の人生の満足度(≒幸福度)を大きく左右します。

なので、人の意見を素直に聞き過ぎると、幸せに生きることが難しくなってしまいます。

人の意見はあくまで参考でしかなく、最終的な決定権は常に自身にあります。勇気を持って自分で選択し、失敗したときの責任も自分にあると覚悟を決めることで、はじめて「人生の満足感」と言うリターンを得ることができます。

このブログでは何度も述べていますが、物事には陰と陽、プラスとマイナス、表と裏が必ずあり、両方を引き受ける覚悟を持つ必要があるのです。

ぜひ、人の意見は素直に聞かず、あくまで参考程度にし、自身の自己決定によって自らの人生の舵を取って下さい。

それが自身の人生を充実させ、満足し、幸せに生きるための1つの大きなコツです。

 

 

これ、ないしょですよ・・