
「できる人」とか「できない人」という表現がありますが、私はそのような言葉が好きではありません。(意味不明ですよね笑)
しかし、私は、過去の経験から、あえてこの言葉を使って「できる人」ではなく、「なにもできない人」になる方法だけは知っています。
できない人の特徴
それは、「自分にはできない」と始めから思い込むことです。
そうすれば確実に「できない人」になります。
何かを始めようと思っても、「私には無理、できない」と言えば、確実に「なにもできない人」になっていきます。
「自分にはできない」という考え方は、一見、美徳とされる「謙遜」の態度ように感じますが、実は結構「不遜な態度(不遜=思い上がっている、おごりたかぶっている)」だと私は思っています。
過去の私もそうでしたが、謙遜してるように見せかけて、自分の可能性を潰し「なにもチャレンジせずこのままいきたい」という姿勢の表れです。
私は、何事もやってみないと出来るかどうかは分からないと思っています。
「やってないのにできないと分かる」のはなぜか?
本業のリハビリでも、高齢者の方がよく「私らにスマホは使えない」と言います。
しかし、詳しく聞いてみると、99%の人は一度スマホを使ってみた訳ではなく、初めから「私は機械に弱いから」と諦めて、試してみたことすらありません。
私からすると、「使ったこともないのになぜ使えないと分かるのか?」不思議で仕方ありません。
世界の事例でみれば、高齢者が積極的にIT(電子決済など)を利用している国は沢山ある訳で、高齢者だからといって使えないはずはありません。同じ人間です。
便利で生活が豊かになるものを、あえて自分の意思で使わず、不便だと嘆くのは筋が違います。
できないと初めから決められるのは、類稀なる天才的な直感や才能がある人だけができることであり、凡人はコツコツ試して出来るかできないかを見極めるしかないと私は思っています。
そういった意味で、初めから「できない」と謙遜する人は不遜な人ではないでしょうか。
まとめ
やってみたいなことがあるなら、「初めから諦める」という不遜な態度を取るのではなく、凡人らしく謙虚に小さく試していく姿勢を持ちたいものですね。
常識はいつでも真逆です。(だからといって非常識な人になる必要もありません。)