
コンテンツを作り、販売していくコンテンツ販売で最も初めにしておく必要があり、すごく重要なことで「コンセプト設計」があります。
今回はコンセプト設計についてご紹介します。
コンセプト設計はなぜ重要か?
コンテンツ販売において、コンセプト設計はものすごく重要です。
コンセプト設計がきちんとできていないと、やることなすことが全てちぐはぐになり、うまく集客したりコンテンツを販売していくことができません。
では、そもそもコンセプトとは一体何でしょうか?

コンセプトがないと、なにをどうすれば良いのか迷いっぱなし!
コンセプトとは?
コンセプトは以下のように定義されます。
コンセプトとは?
- 概念
- 企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方。
上記のうち、コンテンツビジネスにおけるコンセプトとは、2の企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方のことを指します。
つまり、コンテンツ販売を行うにあたって、
- 集客
- 教育
- サービス作成
- 販売
の流れの中で一貫した基本的な考え方や観点を定めることがコンセプト設計ということになります。
コンセプトの作り方、設計方法
コンセプトを作る際には、
- 誰に
- 何を
- どのように
の3点を中心に考えていきます。
- ”誰に”はターゲット
- ”何を”は商品やサービス
- ”どのように”は集客や販売方法
のことです。
この3つをきちんと考えておくことで、一貫したテーマを持ちながらコンテンツビジネスを始めることができます。
①誰を”ターゲット”にするか?
当たり前のことですが、ターゲットがずれていると、サービスや商品を買ってもらうことはできません。
例えば、高齢者向けのおむつを販売している企業が、10代の若い子にターゲットを絞って集客活動や宣伝をしてもほとんど意味がありませんよね。
オムツを使う高齢の年代層に向けて情報を発信しなければなりません。
ターゲットを明確にすることで、効率よく集客活動などが行なえます。
というか、きちんとターゲットを絞らないと、絶対にサービスや商品を買ってもらうことは難しいでしょう。
また、ターゲットが明確になることで、具体的なメッセージを届けやすくなります。メッセージがブレていると、心を動かされる人が少ないので、自然と商品やサービスも売れなくなってしまいます。
ターゲットを設定する際は、以下の項目を配慮しながら、できるだけ具体的に設定しましょう。
- 家族構成
- 職業
- 年収
- 使える金額
- 外見的特長
- 話し方の特長
- 好きな物、好きな事
- 苦手なこと、弱点
- スキル、得意な事
- どんな問題を抱えているのか?
- 問題解決のためにしてきた事は?
- 中長期的なゴール
- 短期的なゴール
- 誰にも言えないが密かに求めていることは?
- 感じている悩みは?
- 感じている不安は?
- お客様が属する業界トレンドは?(法人)
”なにを”売るか?
ターゲットが必要としているサービスや商品を販売していかなければなりません。
ターゲット設定が曖昧だと、何を売るか?という部分も必ずブレてきます。
逆にいうと、ターゲットをしっかりと定めることができていれば、そのターゲットが抱える悩みを具体的に想像しやすくなり、何を売るか?という問題も解決しやすくなります。
できれば、ターゲット設計に近い現実の人物とアポイントを取り、
- 実際に悩んでいること
- 不安に思っていること
- 今課題を解決するために取り組んでいること
などを直接聞いてみることでより明確にターゲットが求めているサービスや商品を作成、販売することができます。
”どのようにして”売るか?
集客方法や販売方法を考えます。
集客方法は、
- 各種SNS
- 直営業
- ホームページ(Google検索)
- 紹介
- 広告、宣伝(Facebook広告、Google広告などなど)
などなど無数にあります。
ターゲットに対して何を売るか?が明確になっていれば、自然とどのように売るか?ということも定まってきます。
高齢者向けオムツを販売するのであれば、高齢者を介護する人が一番多い年代をまず調べる必要があるでしょう。
50歳代の方が一番多いのだとすれば、50歳代の方が利用するSNSなどで集客・宣伝を行う必要がありますよね。逆にTikTokのようなSNSでオムツの宣伝をしても効果は薄いことが想像できます。
また、サービスの提供方法も、
- サブスクリプション(定額課金モデル)
- 売り切り型
- ZOOMでセッションにするのか
- 会員制サイトにするのか
などがあり、これらも決めておく必要があります。
まとめ
コンテンツ販売では、初めにコンセプトを設計しておく必要があり、設計できていないと、
- 集客
- 教育
- 商品作成
- 販売
それぞれがちぐはぐになり、全体最適として効果を発揮しません。
一貫したコンセプトを考えて全体を設計した上で、部分最適として各部を微調整していく必要があります。
コンセプトを考える際は、
- 誰に(ターゲット)
- なにを(サービス・商品)
- どのように(販売方法・提供方法)
という3つの項目を最低限押さえておきます。