
コンテンツ販売というネットビジネスのジャンルがあります。
怪しいと思う方もいるかもしれませんが、まだ広く知られていないだけで、大企業やインフルエンサーも普通に行っている王道のビジネスモデルです。
今回はコンテンツ販売のやり方、始め方について解説していきます。
以下に述べる方法は私も実践しており、非常に楽しく、頑張れば頑張るほど結果が出て人に喜ばれるすばら晴らしいビジネスです。

コンテンツ販売とかコンテンツビジネスってたまに聞くけど、実際どうやるの?

私が実践して成果の出た方法をお伝えします!
コンテンツ販売とは?
コンテンツ(contents (複数形))とは、「中身」のことを指し、特にWEB上や電子上だけの中身のことを指すわけではありません。
しかし、ネット上での電子書籍やPDF、動画、テキスト文章などを「コンテンツ」という場合が多いです。
ネットビジネスでこの言葉を使う場合、「コンテンツ=電子書籍や動画、PDF、WEB記事、会員制サイト」と思っておけば、ほとんど間違いありません。
つまり、コンテンツ販売とは、「ネット上に記した文字や動画を情報として販売すること」と定義できます。人によっては、オンラインカウンセリングやコーチング、コンサルなどを「コンテンツ」として販売している場合もあります。
コンテンツ販売の始め方・やり方
コンテンツ販売と聞くと、「コンテンツを作って売ればいいだけ」と思うかもしれませんが、実際は「仕組みを構築」していく必要があります。
一般的に”営業”や”販売”は本来あまり好かれるものではありませんよね。
ただコンテンツを作って売るだけでは全く売れないので、「販売せずとも売れる仕組み」を作ることがすごく重要です。これが「マーケティング」になります。
実のところ、販売とマーケティングは逆である。同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。もちろん何らかの販売は必要である。だが、マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。
P.F.ドラッカー. [英和対訳] 決定版 ドラッカー名言集 (Japanese Edition)
コンテンツ販売は、コンテンツの質を高めることも重要ですが、マーケティングにもそれ以上の力を入れることが重要です。
①情報発信するテーマを決める
まずはネット上で情報発信するテーマを決めます。
発信テーマは必ず誰かの悩みに寄り添った内容でなければなりません。人は悩みを解決するためにお金を払うので、雑記ブログのように、バラバラの情報を発信している発信媒体を見ても「ふ〜ん」で終わってしまいます。
悩みのカテゴリーは、
- 人間関係
- お金
- 健康
などがあります。これらのカテゴリーであれば、みんなが抱える悩みなので外すことはありません。
しかし、例えば、人間関係(恋愛)と健康の両ジャンルに該当する「ダイエット」の情報発信をしようと思っても、すでに競合が多く、埋もれてしまう可能性が十分あります。
ダイエットの場合、その中でも「何に特化して発信を絞るのか?(食べることなのか、ストレス対処法なのか、運動方法なのか)」を決めなければ実際にコンテンツが成約に至ることは難しいでしょう。つまり、ニッチを狙い、差別化を図る必要があります。
今後、継続的に(恐らく何年も)情報を発信することになるので、自身の過去の経験を振り返り、今まで「自分が克服してきて、興味が強いこと」をジャンルとして選ぶことをお勧めします。
②SNSやブログ、 noteなどで情報を継続的に発信する
各種情報発信媒体で発信していきます。TwitterやインスタグラムなどのSNSやブログ上では一切課金コンテンツを紹介(もちろん販売も)せず、リスト(顧客台帳=メルマガやLINEなど)を取ることに専念します。
SNSやブログで自身の課金コンテンツを紹介している人が多いですが、まだ読者と関係性ができていない初めの段階で商品を紹介しても「宣伝だ」と思われ、離れられるだけです。
関係性が薄い始めは、ネット以外の人間関係も同じですが「まずは自分を知ってもらうこと」が重要です。
自分がどんな専門知識を持っていて、何を提供できるのか?どんな人なのか?をまず知ってもらうために、とにかく有益な情報を一方的に与えていきます。
③無料セミナーを頻繁に開催する
Peatixやストアカ、こくちーず、セミナーズなどの「セミナープラットフォーム」を使って、頻繁に無料セミナーを行います。私の場合は、多い時に月に20回ほど無料セミナーを行なっていた時期もあります。
昨今はオンライン上のZOOMで開催できるため非常に便利です。ブログなどのテキストだけのコンテンツよりも、画面上で顔と顔を合わせるので、関係性が構築しやすいのがセミナーの大きなメリットです。
ここでの目的はお金を稼ぐことではなく、リストを増やすことです。有料にすると参加してくれる人が減るので、有料にする場合でも低額に設定します。
セミナーの内容も、当然自身の情報発信のテーマと同じものにします。できればセミナー後にLINEやメルマガなどのリストに登録してもらい、継続的な関係性を築いていきます。
④ZOOMで無料相談を開始する
リストの悩みを抱える人に向かって無料相談を行います。
一番の理由は対象者のお悩みを解決することですが、相談をして頂くことによって、対象者が実際にどんな悩みを抱えているのか?をリアルに知ることができます。
これがのちに販売コンテンツを作っていく際に大変重要です。
⑤販売コンテンツを作成する
ある程度自分のお客様と交流が図れるようになってくると、お客様がなにに悩んでいて、それをどのように解決したいと願っているのかが推測ができるようになってきます。
そのニーズに合わせて販売コンテンツを作成していきます。
自分で考えたサービスは、必ずお客様の意図とはズレているので、必ずお客様の悩み中心にコンテンツを作り込んでいきます。
媒体は、
- 電子書籍
- 動画
- 会員制サイト
などがありますが、お客様の悩みが解決できるのであればなんでも構いません。
よくあるのは、まずはコンテンツを作ってから集客を始めようとすることです。
しかし、これでは全く売れません。必ずお客様との交流で生まれた悩みに応えるものを販売コンテンツとして作成します。
⑥リストに対して教育を行う
リストに登録して頂いている方に、販売コンテンツの良いところを伝えていきます。
- 自身の問題を明確に認識させること
- 問題への解決策があることを知ってもらうこと
- 販売コンテンツが問題を解決する強力な手助けになること
を伝えていかなければ、販売しているコンテンツを購入してもらえません。
リストに登録している方に頻繁にメッセージを送ったり、無料相談をしたりして関係性を築いていきます。
⑦コンテンツを販売する
いよいよ、必要な方にだけ、自身で作成したオリジナルコンテンツを販売していきます。
これまでの段階でニーズと欲求(ウォンツ)を高めておけば、無理やり売り込む必要はなく、コンテンツを紹介するだけで購入して頂くことができます。
まとめ
アフィリエイトも2000年頃はほとんどの人に認知されておらず、”怪しい”と言われていましたが、今は怪しいという人は少ないです。要するに、よくわからないものに対して人は怪しいという印象を持つのが世の常です。
しかし、コンテンツ販売も今はまだやっている人が少ないですが、確実に今後増え、今のアフィリエイトのように当たり前のビジネスなってくることが予想されます。
それほど個人でビジネスをしていく上でやりやすく、楽しいビジネスです。ぜひ自分の強みや得意を活かして人の役に立つことができるコンテンツ販売を始めてみてください。
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